小名浜港の発展と共に成長してきた物流会社

現在、世界はグローバル化の時代です。
世界各国が活発にボーダレスな商取引を展開しています。いわき市の小名浜港は、地理的に東京港と仙台港のほぼ中間の南東北に位置し、条件に恵まれた場所に存在しています。国際貿易港・小名浜港は、重要港湾としての役割を担い、南東北と北関東への物流拠点として、外国への輸出入量が年々増大しています。

小名浜港の取扱品目は、石炭・銅精鉱・亜鉛鉱・ゴム製品・化学薬品等の輸出入で、また平成10年に開設した外貿コンテナ定期航路は平成19年に、19,009TEUに達し、輸出入を合わせた貨物取扱量が過去最高を記録するなど、小名浜港は周辺地域の産業の発展に欠かすことのできない港です。

当社は、小名浜臨海工業地帯近隣の工場へ、トラックと鉄道コンテナで原材料や製品を輸送しています。トラックでは石炭・銅精鉱・外材等を輸送し、鉄道コンテナでは小名浜駅の貨物ヤードを拠点に、化学薬品・洗剤・紙等を全国各地に向けて鉄道輸送をしています。また、外貿コンテナの陸上輸送も行い、小名浜港から20F・40Fのコンテナで、輸出入貨物を県内を中心に輸送しています。

当社はこのように、小名浜港と密接に関係のある運輸会社です。
小名浜港は、アクアマリンふくしま、いわきら・らミュウを中心とした観光・親水空間の1・2号埠頭を始め、東港地区多目的国際ターミナル整備事業が国の新規事業に認められ、今後ますます南東北の国際物流拠点としての役割が高まります。当社は、これからも小名浜港を中心に、生活関連物資の輸送等を含めた貨物物流を通して、日本経済の発展に貢献していきます。